医学部入試

藤田保健衛生大学 合格発表(2017-02-03)

本日14時に1月31日(火)と2月1日(水)に行われた
2次試験を終えての藤田保健衛生大学の合格発表がありました。

藤田保健衛生大学は今年度から募集人員15名の一般入試後期を廃止し、
募集人員10名でセンター試験後期を新たに実施することになりました。

また、推薦入試の募集人員も前年の20名から10名減の
定員10名としました。これを受けて藤田保健衛生大学の
一般前期の募集人員は前年の70名から10名増えて80名になりました。
合わせて一般入試前期の愛知県地域枠も
前年の5名から5名増員され募集人員は10名となりました。

今年の藤田保健衛生大学一般入試の1次試験合格者は
愛知県地域枠と合わせて502名でした。
そして今日、2次試験合格者が発表されましたが、
愛知県地域枠は募集人員と同じ10名でした。

一方、藤田保健衛生大学の一般入試の正規合格者は
募集人員80名の3倍を超える247名でした。
80名の定員より167名多い正規合格でした。
私の長い医学部入試の経験の中でも、
これほど多い正規合格を出したケースは無かったと思います。

藤田保健衛生大学はセンター試験利用入試では
前期も後期も定員どおりの正規合格者とし、
繰り上げ合格は出さないつもりなのかもしれません。
それにしても、「正規合格者を多く出したな」と感じます。

これまで、同じ愛知県にある
藤田保健衛生大学と愛知医科大学の両方に合格した場合、
どちらの大学に進学するかは半々でした。
しかし、今年の4月入学生から藤田保健衛生大学は
6年間の学費を640万減額しました。
愛知医科大学も学費を減額しましたが、
6年間では藤田保健衛生大学の方が440万円低い学費となりました。
藤田保健衛生大学と愛知医科大学の両方に合格した
医学部受験生は、学費から藤田保健衛生大学を
選ぶケースが多くなるかもしれません。

藤田保健衛生大学の1次試験に合格して
今日の正規合格者の中に入ることが出来なくなった
受験生の皆さんは、繰り上げ合格がどうなるのか
気になるところだと思います。
藤田保健衛生大学について何か動きがあれば、
このブログでお伝えします。

ところで藤田保健衛生大学は今年度入試から
面接の方法を全く新しいものにするということで
ホームページでも動画を公開していましたが
2次試験当日、
「予告されていたものとは若干の変化がある」
との説明があり、事前予告とはやや違う面接が行われました。